こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

隙間を埋める

母も父もごちゃごちゃとモノを

溜め込んでそのままにしておく人。

それはそのままゴミ屋敷と化してしまった。

 

 

この世代は戦後のモノのない時代を

生きてきたため「捨てられない」とも聞く。

 

そもそも年をとると脳が萎縮して

「めんどうくさい」が先に立ち

掃除も片付けも 捨てる判断も放棄するところに

一因があるのだろう。

 

ただ私はそれ以前に

「心にポッカリあいた穴」を埋めようとしている

無意識の行為なのではないかと感じて

その「欠落」と寂しさを見つけて動揺するのだ。