昔一緒に仕事をしていた男性。
父親が倒れたとのことで
経営していた会社をたたみ
離婚してたった一人地方の実家に戻り
家業を引き継ぎながら
数年間父親の介護をやり切った。
経営者時代には天国も地獄も見た方で
それはそれは派手に波のある人生。
でもゼロになってもちゃんと巻き返せる
底力を持っていた。
ずば抜けた営業能力があって
介護の後は地元で新たに会社を立ち上げて
みるみる大きくしていった。
そういうえば私のまわりには
こうやって親の面倒をきちんと見た男性が多い。
責任を取るとはこういうことという姿勢を
見せていただいている。
だから私も弱音を吐かずに
ちゃんと最後まで引き受けねばと
いつも思い出して身の締まる想い。