こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

いちばんたいせつなこと

裁判所と関わる立場(後見人)になってみて

改めて思い返し考えているのは

映画「半落ち」の裁判官の想い。

 

認知症が始まった妻に殺してほしいと懇願され

その願いをかなえてしまった元刑事。

判決を言い渡す裁判官の家には

認知症でひどく暴れている父親がいる。

裁判官の妻は24時間壮絶な介護の日々。

 

「君はこの事件のことをどう思う?」

裁判官はある夜 妻にたずねると・・・~

 

 

ずっとこの映画に関しては

最後の最後で判明する「絆」に

とらわれていたけれど

あの裁判官の心の揺らぎは

今まさに自分が日々突き付けられる問いと同じ。

 

「いちばんたいせつなことは何か」

 

 

ykaigo.hatenablog.com