こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

老いを受け入れる

父はかたくなに介護認定をいやがっていた。

そのせいで私はひどい迷惑をこうむったわけだけど

最近になってなぜそんなに拒み続けたのか

分かるような気がしてきた。

 

自分が「できなくなっていく」ことが

許せなかったんだと思う。

 

お金を払って他人に

「自分ができない」ところを

やってもらうということが

プライドを大きく傷つけるんだろう。

 

自分はできる

自分でやりたい

家族だけで何とかしたい

 

その想いが父の根幹を

ずっと支えていたような気がする。

 

最近は食事が進まなくなってきて

医師にアドバイスを受けながら

珍しく素直に従っているのを見ると

だいぶ自分の中で

許せるようになってきたのかなと。

 

ykaigo.hatenablog.com