若い頃 声に悩んで
元アナウンサーの話し方教室に通った。
その頃読んだ本に
話し方で思いやりを表現する
というテーマの一冊。
発声方法とともに書かれていたのが
グーチョキパーの声。
例えるなら
グーの声はないしょ話。
チョキの声は居酒屋での「すいませーん」。
パーの声はお笑い芸人。
千原ジュニアさんがメディアで話す声に
「これぞパーの声(開いている)だわー」と
いつも感心している。
自分自身は内にこもるグーの声なので
聴力が落ちた父の耳には届かない。
看護師さんでチョキの方は
父と普通に会話ができてびっくりする。
チョキは店頭販促で
道行く人を振り向かせる声でもあるので
発声にテクニックがいる。
いまさらチョキは出せないので
ここはデジタルに頼るところだろう。