こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

金明竹

人間国宝 落語家

柳家小三治師匠が亡くなったというニュース。

 

ああついにか…

ここ数年 落語会のチラシには必ず

「体調によっては急な休演もあり得ます」

みたいな断りが大きめに書かれていて

だいぶ体調が悪いんだろうと思っていた。

 

そのチラシは今でも大切に飾ってある。

一度は生の高座を拝見せねばと

思い続けてきたがついぞ叶わずじまい。

 

「小言念仏」「かんしゃく」とか

「出来心」「船徳」「青菜」みたいな

江戸弁のキレと

若旦那や泥棒の間抜けっぷりが

とにかくおかしくておかしくて。

 

最初に笑い転げたのは忘れもしない

金明竹」でした。

好きが高じて口上を覚えてしまった。

 

表に出続ける方の老いは

一人のものではないから

ドキュメンタリーにもなっていたけど

ご本人も忸怩たる想いがあったかな。

 

大好きでした。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

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