こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

たががはずれる

お母様を娘さん一人で介護。

大きな音がすると苦情が入り

関係者が行ってみると

娘さんがキレて暴れていたのだという。

 

分かるわぁ。

 

母と娘二人きりというのがまずい。

同じ部屋で他人の介入もなく

逃げ場がない。

代わりのいない娘さんのストレスは

恐怖を覚えるほど行き詰まっている。

 

人はたががはずれると

記憶が飛んで何をしたのか

覚えていないことさえある。

 

全力で叫び怒鳴ることって

大人になると

そうそうできることじやない。

 

だが私も父との二人暮らしで

数えきれないほど同じことがあった。

 

一方で若い頃は

母のたががはずれたのを見たことがあるし

数は少ないけど

父がキレたことも覚えている。

 

家族親族は

あっという間に同族憎悪に変わる。

 

人生の学びのために

一番相性が悪い組み合わせで

この世に送り出されているんじゃないかとすら

思うこの頃。

 

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