このところ高齢の芸能人が
活動を終わらせるニュースが相次ぐ。
吉田拓郎さんの作品は思春期の頃
多大な影響を受けたので
やはりさみしい想いが残る。
そんな年になったんだなぁ。(お互い)
昔 著名な落語家が
高座で言葉に詰まった瞬間
頭を下げて引退したという
エピソードは有名。
ダラダラと未練たらしく
現状を続けるよりも
きちっと自分の人生に
落とし前をつける姿は
すがすがしく個人的には好きだ。
人生の終わり方が
その人そのものを表すと言われる。
どう生きてきて
どう最期を閉じるのか
その準備や手続きを自分で整えておくことに
生きざまがあらわれる。
向田邦子さんの衝撃的な「散り方」は
本当に生き方そのものだわと
不謹慎ながら感心したものだった。
私は若い頃からまわりが困らないように
毎年遺言書を書き直したり
今では枕元に「緊急連絡帳」を
置いて寝ているほどの心配性。
家の中には第三者が見ても
手続に困らないように
マニュアル的なノートが
いくつもまとめてある。
準備万端。
だからいつ何があっても大丈夫
という矛盾した安心感があったりする。笑