こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

本当はそうじゃないのに

「なぜ関わり拒否するんでしょうね」

後見活動で大切な でも慎重を要する

親族との連絡。

 

我々の場合難しいケースは来ないのだが

中には絶対に連絡しないでというケースも

少なくないらしい。

 

過去に何かあったとしても

死ぬ間際くらいは人として

あたたかく関われば

どちらも救われるのにな…

と常々思っていた。

 

だが半年ほど前

叔父から届いた無心の手紙に

我ながら考えられないほど激昂し

これまでのことを全部書き綴り

キツイ返事を書いて送った。

 

時間がたった今は

そんなつもりじゃなかったんだろうな

とか

もっと違うかたちで関わればよかったな

などと冷静に考えられるのに

あのときはどうしてあんなに

極端な反応をしてしまったのかと思う。

 

よその相続人をあれこれ言えない。

 

仲良しの叔父だったから

「助けてほしいのは私の方よ」

「年上はそっちだろ?立場が逆」

「分かってくれていると思ったのに」

「味方だと信じてたのに」

「今頃何を虫のいいことを」

 

などと積年の想いが噴出したのだ。

 

後見で出会う相続人も

きっと同じなんだろうな。

 

妙なかたちで「関わり拒否」の側を経験した。

そのことは明らかに活動に反映している。

 

時間がたてば

「本当はそんなつもりじゃなかったんだけど」

っていう穏やかさに戻っていると信じて

ていねいに手紙を書く。

 

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