こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

もう伝えなくていい

親類の喪中はがきが続く。

 

みな高齢だし持病もあって

施設利用してたから

枠もフルに打ってるはずで

ここにきて突然寒くなったから

さらに急逝の連絡も来るんだろう。

 

父に伝えるかどうかは迷うところだが

もう自分の体調でいっぱいいっぱいなので

外界ましてやほとんど会わない親類の動向なんて

関心を持てるわけがない。

 

それより家族としては

余計な情報を入れることで

そっちに引っ張られては困る。

 

そこで今後は

「聞かれたら言う」ことに決める。

聞かないだろうけど。

思い出すことすらないだろう。

 

もはや今の父にとって大切な人とは

日々真摯に介護や医療を提供してくれる

多くのあたたかい方々。

 

まさにこれが

そばにいる

ともに生きる ということ。

 

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