クリニックはどうも薬を増やしたがる。
ちょっと足が痛いと言っただけで
これ何年分だよっていうほどの
巨大な塗り薬が2本も処方された。
まあ往診に来て何もしないで帰るわけにもいかず
売り上げ的にもアレなんでしょうけど
気持ちは分かるが露骨過ぎ。
もう少しワンクッション置いたり
オブラートに包んでみたりってことを
バレバレでも演じてほしいところ。
さて父の具合が悪くなるたびに
別の専門医がやってきて
その都度また新たな薬が出されたりして
もう錠剤だけで満腹だろう
っていうほどの量になってきた。
減薬したい。
こんな量を飲む年寄りの姿は
自然ではない。
ただずっと続けているものを
いまさら勝手にやめるわけにもいかず
増やされた薬を飲まないわけにもいかず。
在宅の最期ってもっと「自然死」に
近づいていくのかと思ったけど結局薬漬け。
薬は初期のころから徹底的に拒否しておかないと
後からやめるのは結構大変。
まあそれもむずかしいかもしれないけど。