こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

加齢フルコース

ようやく念願の「要介護認定」!

長かったなぁ。

 

歩いて通院ができなくなっても

訪診訪看が入ってもなお

「今は厳しいので」と

ずっと要支援のままだった。

つまり私の負担が増えるだけで。

 

ここにきて入院してADL落ちて

病院の中でさえ

何から何まで介助がいるようになって

ようやっと要介護1がとれる。

 

厳しすぎない?

認知症がないってそんなもん?

これでようやっと施設に入れる。

介護サービスも自由に使えるようになった。

 

父は施設にとても向いていると思っていたのだ。

認知症はないし手がかからないし

ありがとうってちゃんと(他人には)言えるし。

穏やかで静かで動かないから

本当に施設向き!って思っていた。

 

それにしてもつくづく父は

老いを隅から隅まで見せてくれる。

在宅での暮らしや家の処分

高齢者にありがちな小さな事故の数々

救急・入院・転院・そして介護施設・・・

 

スペシャルフルコースを見せてもらって

父での体験が私にとっては大いなる学びで

今はまるごと他人のために役立っている。

 

親が親であるのはたぶん

こういう意味なんだなと思いながら。

 

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