こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

【本】最後だとわかっていたなら

「最後だとわかっていたなら」サンクチュアリ出版

 

「最後だとわかっていたなら」という詩は

タイトルだけでも胸がふるえる。

 

大切な人を亡くしてから振り返る時間は

「もっとこうしておけばよかった」

という後悔ばかり。

 

そんな経験があるので私は

せめて親の最後くらいは

納得いくまで関わって見届けよう

という思いがある。

 

父は日に日に体力が落ち食欲もなくなってきて

これはもはや「老衰」ではないかと

思い始めた昨今。

もしかしたら最後のお正月になるかもしれないと

気合を入れ直す。

 

ほんの一瞬手を抜いてしまったら

また取り返しのつかない後悔をしそうで。

 

最後の姿をきちんと見せるのも

親の仕事の一つ。

見届けるのは子の仕事。

お釈迦様の教えの通りに。