こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

不思議なご縁

 

 

ふと思い出して

そういえばしばらく連絡していないなぁ

などと思っていたら電話がきてビックリ。

別会社に移るという。

 

父の最期をていねいに送ってくれた方で

その話の中で我々後見の勉強会講師を

お願いすることになり

思いのほか大がかりなセミナーになって

結果的に大成功。

資料は後々まで役立つ我々のマニュアルになった。

 

その後別途

新聞社の取材依頼を受けたとき

紹介したらちゃんと記事になった。

 

その担当者が退職するという。

今の会社には一年ちょっとの在籍だったはず。

 

まるで父を送るためにこの会社にやって来て

我々の仲間の仕事までていねいに引き受けて

マニュアルを置いて去っていく、みたいな。

 

なんて運命的な出会いだったんでしょうか。

 

キモがられそうで本人には言えないけれど

必要な助けを全部持ってきてくださった方でした。

まさしく「神の助け」の具現化でした。

 

最後にきちんと御礼が言えてよかった。

「もうすぐ一年です」「そうですね」

それだけで分かる人と話ができてよかった。

 

いつも言葉の端々が

あたたかい配慮に満ちていて

混乱の中いつも救われていました。

 

本当にありがとうございました。

 

時代は組織から個人の時代。

心ある方と出会った奇跡は

男女年齢職業問わずつなぎとめておきたい。

 

どうかまたお会いする機会がありますように。