母は病院では全粥だったので
大きめのお茶碗いっぱいの量で
毎回それをペロリと食べていた。
自宅で父のご飯はそれほどは
柔らかくしなくてもいいのだが
父の好みに落ち着くまで
お粥を炊いてみたり
蒸らしを長くしてみたりと
試行錯誤を繰り返した。
私がお米に大して関心がないので
ご飯の甘さとか粘りなどが
品種や炊き方によって違うことに
なかなか気が付かないのだが
父はご飯が大好きでそういうところだけは敏感。
この辺の折り合いには時間がかかった。
この頃は食が細くなってきたこともあって
大きめのお椀に作るスープや汁物に
必ずご飯を入れて食べるので
ご飯の柔らかさはどうでもよくなった。笑