こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

スイカとってくださる?

スーパーで突然声をかけられる。

「あの・・・すみません

 スイカとってくださる?」

 

高齢女性が申し訳なさそうに

お店の人が誰もいなくて…と

なぜか客の私に言う。笑

 

フルーツ棚の一番上に並んでいる

こだまスイカをカゴに入れて欲しいらしい。

まあ私(高身長)なら余裕で届くからな。

 

どうも街中で見ず知らずの高齢者に

頼られることは多い。

サングラスに黒づくめでしかめっ面でも

介護慣れしている周波数みたいなものが

お年寄りには察知できるのだろう。

 

まあ実際私も嫌いじゃないので

「どれにする?右から2番目?」

などとゆっくり会話を楽しみながら

しっかりとスイカを彼女のカゴの中へ。

 

一瞬 母と話している気分に。