こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

新聞紙

父の代から長年同じ新聞屋さんに

配達してもらっている。

 

少し前までは

「ぜひ次も契約を」と前のめりだったが

近頃はさすがに風向きが変わり

「IDとパスを配布します」

「人がいないんです」

タブレットで大きく読めますよ」

というニュアンスに。

 

父にとって新聞は

脳機能維持において大事なもの。 

 

目で文字を追うことにより

複雑に機能し続ける脳内。

 

さらに新聞を取りに行くことや

古新聞をまとめることが

父にとって重要な役割であり運動でもある。

私が口をはさまなくてもきっちりこなしている。

 

時代は逆風かもしれないが

父のためにもなんとか

新聞屋さんには気張っていただきたい。