こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

直前の記憶

父の場合は一日の流れが決まっているので

そこからちょっと外れただけで

ルーティンが崩れ小さく物忘れ。

 

ドアを閉め忘れてぶつかったり

ベルトを置き忘れて困ったり

仏壇に手を合わせるのを飛ばしたり。

 

先日帰ってきてカバンを長い間

ごそごそやっているので

どうしたのかと思って見ていたら

何かを探しているが見つからず

「とられたのかもしれない」と焦っている。

 

しばらくしたら

「あ 机の上に出したんだったわ」と

あっけなく解決。

 

笑い話のようだが介護者としては

ぜんぜん笑えない未来が近づいている。