こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

見のがす勇気

家事も介護も経験が長くなると

手の抜きどころが分かってくる。

 

「まあいいか」

「これは放っておこう」

「こっちは後にしよう」

 

無意識に優先順位がつけられると

現実はかなり軽くなってサクサク動かせるように。

最初の頃は何が何だか分からなくて

とにかく片っ端から完璧にやって行かないと

次へ進めない恐怖があった。

 

たぶんそんなに切羽詰まってやらなくても

何とかなったことだろうけれど

分からないことがありすぎて

手の抜きどころさえ見えなかった。

 

今でも細かいところまで気にはなるが

「まあいいか」が8割くらいになってきたので

自ら生み出していたストレスもかなり軽減。