母の病気の影響でか私は長いこと
「ねばならない」
に追いかけられていた。
追い詰められていたというか
いつも焦っていたというか。
母が亡くなってからそれが日に日に薄れて
最近ではようやくいろんなことを
自分にゆるせたりゆるめられたり。
自分の信じる正解を
まわりに強いると特に家族は大迷惑。
父は母に続いて私にも同じように当たられて
けっこう大変だったのではないか
などと振り返る余裕すら出てきたこの頃。
それでもついいつものクセで
キーッとなりかけるとき
ふと内側からひびくのは
「まあいいか」
「急いでないし」
「本人に任せれば」
少なくとも頭の中で一拍おくだけで
心の余裕が全然違う。笑
