というわけでテレビを買いに。
メーカーも大きさも決まっているので即決。
隣のテーブルではおじいさんが一人
店員さんの説明を聞いている。
購入直前までいった様子だったが
急に顔色を変えて書類はしまわれていった。
そして店員さんは挨拶をして去っていく。
呆然と立ちすくむ残されたおじいさん。
細かいことは分からないけど
「思ってたのと違う」何かがあったんだろうな。
今のテレビは昔みたいに
スイッチさえ入れれば見れるわけでもないから
どちらの言葉も届かないんだろう。
誰かが間に入って説明していれば
きっとうまくまとまったのに。
ひとりさみしそうな後ろ姿に
ちょっと声をかけたくもなった。