父や私の世代はどこかで
三種の神器を揃えて大量消費
みたいな在り方に憧れがち。
もうそんな時代じゃない。
そしてそういう歳でもない。
いい大人がドーパミン爆発などと
本能むき出しの行動は
なるべく恥じて隠したい。
実家の処分をしてからは常に
「捨てるとき」を考えて物を買うようになった。
思い出の小さな土産物一個でさえ
金属と紙と木材が使われていたら
そのまま捨てるわけにもいかない。
なので買うときには
これば分別しやすいか
収集のサイズに合わせて裁断できる材質か
などと考えて結局買うのをやめる
ということが増えてきた。
ミニマリストまでの哲学は持たないが
手の届く範囲で小さく暮らすのは
歳を重ねてきた今
とても自然なことに思える。