介護の現場にどれだけ関わっても
その距離感は否めない。
その方が生きてきた軌跡や
些細なクセや
こだわりや考え方や好みなんかを
把握するには時間が足りない。
分かったとしても表面的でしかない。
比べて自分の親なら
よくも悪くも生まれたときから知っているわけで
だからこそ近すぎてモメたりもするが
ちゃんとハマればこんなにスムーズなことはない。
隅から隅まで関わることができるのは
実は親だけなんだなと実感。
投げ出したくなる気持ちより
最後まで一瞬でも見逃したくないという想いが
圧倒的に勝っている気がする。