立川志の輔さんのまくらで
小さい頃本当に三軒長屋に住んでいた
という話があった。
その狭さや音や諸々のできごとを
面白おかしく話す中で印象的だったのは
それらの不便を解決するためには
「仲良くなるしかないじゃん?!」
というひとこと。
なんかこれはあらゆる問題に通じる気がする。
独り勝ちとか権利とか損得とか
線を引いて自分だけ良くなろうとすると
結局トラブルばかりを生む悪循環。
一方
自分のことはさておいて
どうぞどうぞと譲り合い与え合うと
まわりまわって全部が
流れるようにうまく行く不思議。
今 分断されている現実で
人のこころがすさんでいる。
そんな昨今だからこそ
「仲良くなるしかないじゃん」
って言葉は救い。
志の輔さんのあの声で
たたみかけるからこそ
あたたかく良い響き。