母を入院させたことで一番驚いたのは
かつては日がな一日暴れまわっていた母が
にこにこと穏やかに
病院の中で過ごしていたことでした。
自分の力不足を感じつつも
それぞれ適切な快適環境があるんだな
と実感しました。
病院に入れることは
どこか後ろめたく偏見のようなものさえ
長いことひっかかっていましたが
本人が快適ならばそれがベスト。
心が安定してくれば
たいていのことは良くなっていきます。
患者のみならず介護者も家族も
無意識を共有している全員が
時間をかけてじっくりより良く
変わっていくものです。