こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

やかん

男子厨房に入らず

なのかと思っていましたが

父は致命的に家事ができないのでした。

 

それは母が入院し私が家の中のことを

全部やるようになってから分かったこと。

 

コーヒーを飲むつもりでやかんをガスにかけ

そのまま忘れて焦がす ということが

続くようになりました。

 

認知症寄りの忘れ方ではなく

思い付きで行動するので

目の前のことにとらわれてしまって

目を離すと何をやらかすかわからない

衝動抑制障害的な忘れ方。

 

ちょうど何かのポイントがたまって

立派な電子ケトルが届いたので父専用にして

二度とガス火を使わないようにと

しつこく繰り返しました。

 

その約束はケトルが2台目になった

今でも守られています。