先日贈ったプリザーブドフラワーを
父は「♪」って顔で毎日眺めている。
こんなに喜んでくれるとは思わなかったので
正直驚いているところ。
ここの花は素晴らしく色がきれい。
以前買った花もずっと色持ちしている。
ここ数年 ほぼ寝たきりの父宛に
供花ばかりが届き続けたことに
忸怩たる思いもあっただろう。
この明るい花でようやく父も
生きる気力を取り戻した感じ。
少しずつ暮らしに
忘れていた彩りが戻ってくる。
先日の話の中で
父自身も母の病気に振り回され
翻弄され続けた人生だったことに
はじめて気が付いた。
最期の季節だけはこうして
あたたかく心穏やかに暮らせてなにより。