こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

VR

お盆のことは気にしたことがなかったけれど

いざ長年一緒にいた家族の新盆だと思うと

なんかしてやらなくちゃと

ちょっと嬉しくなったりそわそわしてくる。

 

本人の好物を用意したり

テーブルセッティングをして食事まで出してみると

まるでそこに本人がいるかのような

リアルな錯覚を起こす不思議。

 

これ何かに似ているなと思ったら

いわゆるVRの世界。

 

現実はすべて脳内情報なのだから

本人がそこにいると信じれば

実際にいるんだろう。

 

昔から人々はこうやって

VRを脳内に映して

故人との再会を懐かしんだのかもしれない。