「毒親介護」
石川結貴著 文春新書 800円+税
どストレートなタイトルにギョッとして
著者名を見て納得した一冊。
私の中では
たとえどんな親であれ
老いて弱った人をどうして介護をしようと
思わないんだろうなという疑問は常にある。
愛してくれなかった人を
愛することはやっぱり無理なんだろうか?
この本にはいろんな「毒親」のケースが出てくるけど
部分部分はどれも「うちとおんなじ」と思えてしまう。
どこの家庭も結局似たり寄ったり
感情の混乱を通過するものなのかしら。
まだ問題が解消していない人は
フラッシュバックがひどいと思うので
読まない方がいいかも。
私も一部読み進められなかった。
「スマホ廃人」に続く大変な読み応えでした。