高齢者に多く出会うようになって
改めて思うのは
全員が全く違うということ。
「高齢者」とか「認知症」だからと
ひとくくりにしても
共通項はとっても少なく
結局個別対応がすべて。
これまではいつも
母とは違うなぁ とか
うちの父に比べると・・・
という視点で見ていたけれど
この頃は
「この人が私の親だったら介護できるかな」
と考える。
実際 母の介護は大変だったし
父は大変じゃなさそうで大変だったけど
親だと思えばこそ何とかなった。
じゃあこの人が親だったら?
ともに生きてきたプロセスそのままに
こういう老い方や症状だったら?
私には無理かもしれない。
そのくらい別次元に感じる個々の老い。