こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

周辺症状

介護中の友と話をしていて

「周辺症状さえなければ

 認知症でも引き受けられるよね」

とうなづき合った。

 

本当にそう。

父は認知症がないというのに

拒否が強くて長いこと難儀した。

まともに話せるようになったのは

本当にここ最近のこと。

 

母がもし穏やかに静かに老いていったとしたら

どれだけそばにいてあげられただろう。

一緒にいろんなところに行ったり

毎日朝から晩まで介護をしてあげられたのに。

 

ほんのわずかな時間でも

ちゃんと母娘の時間を持てたらよかったのにな。

 

母との思い出が遠くなり

穏やかな認知症女性を引き受ける中で

抜け落ちてしまった想いは

もしかして大きくなってきているかもしれない。

 

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