施設の面会もできるようになったので
早速行ってきました。
フロアに着くと職員の方が
父を車いすで連れてきてくださった。
その雰囲気と表情と全体の気配は
穏やかで安心していて幸せそう。
それを見ただけでホッとした。
数日前は「転んでタンコブできちゃって」
「腰を打ったようで赤くなっています」
なんて電話が来ていたので不安だったけれど
その日はタンコブも消えている。
病院にいた時にはどこかビクビクしている
表情が消えなかったんだけど
ここでは存分にわがまま放題
好きにさせてもらってるんだなと分かる。
思えば父の介護の始まりは
実家で認知症の母が暴れている中
ろくに眠れず食事もとれずいつも傷だらけ
という状態だったので
紆余曲折の13年が過ぎて
こんなに幸せな環境に連れて来れたことに
涙が出るほど安堵した。
ここまで来ることができたこと
関係者の多くの方々に
こころより御礼申し上げます。
と届かないからここで言ってみる。
本当にあらゆるすべてにありがとう。