こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

誰も教えないから

親の遺体を放置していたニュースが目につく。

 

いつも思うのだけれど

誰も教えてないんだから

興味ない人には分かんないよなぁと。

 

教育されていないんだもの

親が死んだら何をすべきかなんて。

 

言わなきゃ分からない人は言っても分からないし

自分事とは思わないんだろう。

 

書店には山ほどマニュアルが売っているが

関心のない人が手に取ることはないだろう。

 

まさか自宅で息絶えて

自分がどこかに連絡しなければならないなんて

夢にも思っていなかった人にはそもそも

何をどうすればいいかは分かるまい。

 

忙しいって言い訳して

現実逃避してそのまま放置するのも想定内。

 

心配性の自分は相続も片づけて

看取りへも道をつけてしまってなお

「本当にかかりつけ医は来てくれるのか」とか

「もっと他によい方法はあるんじゃないか」と

不安でたまらないのに。

 

よく「お金についての教育がない」ことは

議論されているのを見るが

「一般的な死後事務や相続についての教育がない」ことも

そろそろエライ人たちが話し合ってくれないかなと

他人ごと(自分のことは終わったから)だけど

常々考えている。

 

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