こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

本当はね

外向きの顔と家の中の顔は

誰にだってあると思うけど

家族や家の中でも出せない

「もう一つの顔」があると思っている。

 

それは一人でたっぷり抱えられる人もいれば

自覚すらできない人もいる。

 

自省の習慣がない人や

認知症精神疾患を抱えている人は

さらに「自分の本音」に気付くことが難しそう。

 

私はそれを引き出すことが好きで

昔かなり年上の男性陣と定期的に

ディスカッションをやっていた時期があるが

彼らの言葉によると

「なぜ君の前では精神的丸裸にされるのか」

といつも憤慨されていた。

 

認知症の方の本音は

むずかしいようでいて

本当は聞いてほしいのだろうという気配がある。

そういう「本当はね・・・」を

見つけるときが何より幸せだ。

 

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