こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

桜と父の春

2022年春

自宅窓から満開の桜。

桜によく似合う曇天。

 

1年前。

 

2年前。

この前年、2019年は桜を一緒に見た帰り道

父は苦しくなって歩けなくなり

途中の公園で長いこと座っていた。

 

それ以前も越してきた翌春2016年からは

毎年行っていたはずだが

前のブログとともに消えた。

 

その頃は何なら父は一人で

弘明寺の川沿いまで写真を撮りに

フラリと出かけたりできていた。

 

今年はついに自分の足では行けなくなった。

一日寝ているくらいなので

そもそも行く気にもならない様子。

一番近い桜の木まで歩くのも厳しい。

 

というわけで

動画をとってきました。

 

父は「体験型」なので

動画や写真を見せても

「ああそう」としか言わないんだろうと思ったが

意外にも興味津々喜んでいた。

 

いつも一緒に歩く道すがら

立ち止まって「ほらうちのマンション」

もう少し階段をのぼってから

「部屋まで見えるよ」と指さす

などといつものパターンがあるので

その流れ通りに映像を撮ってきた。

 

加えて

ベランダでのミニ桜で花見は済んだので

今年はこれで十分としようか。

 

ykaigo.hatenablog.com