こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

とどのつまりは人間力

「裁量」に任されている。

 

権利も義務も法も当てはまらない

現場で起きる心のささくれを治すには

ただただ人間力がものを言う。

 

そして臨機応変

いかに現場を丸くおさめられるか。

 

あらゆるすべてがイレギュラーで一度きり。

そこにはマニュアルも正解も存在しない。

 

我々の「裁量」に任されている。

 

上にいる人たちはただ

決まりごとの上で動いているだけ。

 

我々のように泥を飲んだことのある人がいない。

そしてすぐ異動していなくなる。

 

組織に従属している人は

個人の裁量を持たない。

指示がないと動けない。

 

なので我々の現場の問題を

誰にも相談できない

という矛盾ばかり発生する。

 

そこで我々は横のつながりを強化した。

 

真に情報交換できる場を作ることで

人間力のある者同士が支え合うようになった。

 

この名もないネットワークが

優秀な先生方よりずっと

我々の裁量を日々強化する。