2018-07-10 汽車を待つ #介護の話 #家族の記憶 病院も廊下は回廊型で 人があまりいない奥の角に 母は一人たたずんでいることがありました。 ちょうどそのタイミングで面会に行ったときには 看護師さんに教えられて私が迎えに。 「どうしたの?」とたずねると 「汽車を待っているの」と母。 カバン見ててくれる?とか 下の子(私)がいなくなって探しているの など話は広がって とてもリアルな駅での一場面。 みんなで田舎に帰省した帰りの記憶。 私には残っていない記憶が 母にはただひとつ残っていたのでした。