こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

断酒

若い頃は毎日のように飲み歩き

イベント主宰をするようになった頃には

カフェを借りて一日店長をやったり

イベントを定期的に開いたりしていた。

 

そのにぎやかな日々の後の突然の介護で

社会と一切が隔絶された日々が始まった。

 

折しも引越でパソコンは壊れ

両親の暴れように他人どころじゃなくなって

携帯もろくに触れない日々が続いた。

 

ストレスがあまりにもたまって

思いっきり飲みに行きたい欲求が続いたが

「これで酔っぱらったら○○してしまう」

 

私は介護が終了するまで

酒を飲まないと自分に誓った。

そして黙々と続く介護の日々。

 

まるで戒律を守った修行僧。

ドーパミンからセロトニンへ。

おかげ様で今は欲望と切り離され

静かで心穏やかな毎日。