こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

引き算

最近は引き算の暮らし。

 

住まいも生活もこじんまりと小さくし

終活を考えて物を増やさない。

若い人に道を譲って

がんばったり一番を目指したりしない。

医療も最小限にとどめて

その分ていねいに食事を作る。

 

バブルをかすっている世代としては

こういう年寄りの暮らし方は

まったくもって地味でつまらないと思っていた。

 

でもいつの間にか

時代や状況がナチュラルで穏やかに変わり

どこかでずっとこういう暮らしに

憧れていたことに気付いたり。

 

そして何より 

時間をかけて人にちゃんと向き合える。

ていねいにより多くの命と関われる。

死を見据えて

残された時間を逆算して踏み込んでいける。

 

ドーパミンからセロトニンへ。

さらにオキシトシンも十分に。

 

それを現実のものにさせてくれたのは

母と父の介護の暮らし。

 

皮肉でもあり

年齢的には自然なこと。

頼りにされるご隠居に

ちゃんとなりたいもの。

 

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