このところ私のまわりに多くなった
「他人の面倒を見ている人」たちが
かもし出す空気感とその器の大きさは
もっともっと見習いたいと思う。
介護も修行みたいなものだから。
自分だけよければいいという欲望の世界から
決定的な違いをもたらすセロトニン神経。
先日薬物からの回復期にある
有名アスリートのニュース。
ドーパミンにまみれていた逮捕時とは
別人のように顔つきが違っていて驚いた。
「セロトニン欠乏脳」(生活人新書)有田秀穂氏著
という本がとても好きでくり返し読んでいるのだが
そこにもセロトニン神経が伸長すると
顔つきが変わると書かれている。
例えるなら「修行を積んだお坊さんのように」なると。
薬物依存から抜けるのは想像を絶する苦しみだろう。
彼は自分の快楽を優先することをやめて
きちんと現実に向き合っている。
本来ヒーローになったほど強い人だもの。
これからもたくさんの子供たちに
再び夢を与えていけるだろう。
人は「誰かのために」生きられることが
生きる道であり一番の幸せなんだと思う。