一日中小言を言っている。
日常のごく小さなことだが
父は日がな一日「やらかして」いる。
もし介護職の方に言ったら
「まあそのくらいなら」と笑われそうだけど
一般の人の前でそれをやったらドン引きレベル。
それでも家の中で処理できていれば御の字。
よって家の外にはそれが見えていないだろう?
要介護ではないからといって
完全に独立した個人として扱うのは
リスクが大き過ぎる。
他人にはどうしてもできない部分だからこそ
家族がストッパーになる必要がある。
そしてほとんどの家ではそれをやっているはず。
高齢者のニュースを見るたびに
誰も小言を言ってくれない環境だったのかなと
そのさみしさと孤独を思う。