こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

できることできないこと

父は見た目にも要介護ではない人なので

なぜ私がいつも着いて歩いているのか

なかなか理解されなくて大変だった。

 

今はそのことこそが重要な世界に来て

ようやく大勢の理解者を得てホッとしている。

 

母が認知症で入院した後

今まで触れなかったあちこちを片付ける。

いろいろやらなくちゃならない書類が。

 

父に聞くと「分からない」

これまで全部母に任せていたという。

そんなことが増えてきたある日

「病院のお母さんに聞いてこようか」

 

父のこの一言で「これはまずい」と理解した。

今思えばつまり

「要後見」ってこういうことだったのだ。