こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

不動産屋さん

今のマンションを見つける前に

不動産会社の方にあちこち物件を案内してもらった。

その車の中で当時はまだ知識のなかった後見の話に。

 

「父が呆けちゃってからだと

 父名義の不動産とか扱いが面倒そうなので

 今のうちに何とかしようと思って」

 

「大変みたいですよ。僕の父も認知症

 姉が離婚して介護のため実家に戻ったんですが

 手続きとか大変で時間もお金もかかるみたいで」

 

という温度で意気投合。

その方自身も毎週末実家に帰っているそうで

家が長い階段の上だから心配とか

お姉様の真摯な介護の話などで盛り上がった。

 

偶然に聞けた経験者の話はリアリティがあって

一人介護の中で力をもらった気がした。

 

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