こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

女性と話せるありがたさ

介護の現場には案外男性が多い。

しかも私が関わるのは責任者レベルなので

どうしても男性が多くなる。

 

介護関係者の男性陣は

一般的な会社員とは比べものにならないほどの

配慮があって細やか。

でも男性ならではの

踏み込めない距離感は当然ある。

 

でも今回

それがちょっとしたトラブルに発展した。

コミュニケーション不足からなのだが

その修復もまた詰められずにフワッとしたまま。

 

そこに偶然関わった現場責任者の女性。

我々のもめごとをずっと見ていて

「どうしてあれがダメだったんですか?」

「そんなこと考えていてくださったんですか!」

ど真ん中に刺さる球の投げ合いで

あっという間に意気投合。

それを持ち帰って全部話してくれたらしく

あっという間に問題解決。

 

そしてその合間合間に世間話や

ちょっとした笑い話なんかで

わちゃわちゃと盛り上がって一緒に笑う。

 

この「すき間」の話が男性とはできない。

男性が「無駄を嫌がる」ところもあるし

こっちもそんなにベタベタすることもできないし。

 

介護の現場でもコミュニケーションでも

必要なのはこのすき間の話。

より多くを伝えることができるし

考えのずれを即座に埋めることができる。

 

女性が現場にいることのありがたさ。

間に入って埋めてくれるすき間。

今回は本当にしみじみと実感。

そして感謝。

 

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