こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

本当の強さ

配信中のドラマ「ミステリと言う勿れ」9話。

何と監修は和田秀樹先生でした。(テロップより)


ネタばれになりますが

真相はまさかの介護ストレス。

 

居室のシーンが生々しくて

遠くで寝ている老人が既視感強すぎ。

 

テストステロンが多い男性は

介護現場でさえ無意識に

「闘って勝たねば」という本能が

働いてしまうと読んだことがある。

 

好きな登山もできなくなり

出世街道をひた走る人生から

介護によって降りねばならぬ自暴自棄。

セルフイメージは粉砕され

テストステロンは行き場を失う。

そのはけ口が今回のドラマのクライマックスに。

 

【参考】============================

「テストステロン影響下では権力の座が人を反社会的にする」

(ポール・J・ザック)

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幸運なことに私の場合

長年の知り合いは皆

男一人で立派に介護をやり抜いた方ばかり。

きちんと自分の親のいのちに向き合う男性の姿しか

私は知らなかったりする。

つい先日もそんなお知らせが届いたばかり。

 

結局はその人のこころの強さが具現化される。

 

山積みの問題を

ちゃんと優先順位を変えて

引き受けていけるってことが

本当の強さを持った

優しい人なんだと思う。

 

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