本人保護と意思の尊重という
矛盾に折り合いをつけるのが
後見における永遠の課題。
これまではずっと父の意思を尊重し
好き放題わがままざんまいさせてきたけれど
それが裏目に出たことに本人も気づいた
今回の出来事。
これからは正々堂々と
「こちらの言うことが正しい」と
本人を説得できる材料ができた。
本人保護だけを考えれば良くなるってことは
「これは受け入れられるかどうか」を
考えたり試したりする必要もなくなり
ものすごい精神的な負担が減る。
そう思うとここから始まる新たな介護は
わりとシンプルなことに思えてくる。