こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

在宅介護のゴール

在宅での訪問診療とか介護では

ご本人の意思を尊重するのが大前提。

 

だけどふと思う。

 

在宅介護の満足とは

本人が満足したかどうかではなく

もしかしたら

介護者の納得につきるのかもしれない。

 

そもそも本人の気持ちはもう

確認できない状況にあるわけで

その中で

「たぶんこれなら喜んでくれるはず」

と信じて徹底的にやりつくした

家族の気持ちの落としどころこそが

もっとも重要なんじゃないだろうか。

 

それが在宅介護の「ゴール」

なんじゃないだろうか。

 

よく

葬式は本人のためではなく

残された者のためだと言われるが

それは介護もほぼ同じことでは

ないだろうかと思う。

 

できることは全部やった。

 

誰に対してもそう胸を張れることが

介護という長い道のりの着地点。

 

ykaigo.hatenablog.com