こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

予行演習

母がこん睡状態になってから

ちょっと不思議なことが続いた。

 

援助学の講義を受けに行ったらなんと

看取りの生々しいドラマティックな映像を

たくさん見せられてたびたび号泣しつつ

それについて考えさせられた。

 

同じ頃

ドラマ「やすらぎの郷」では

八千草薫さん演じるヒロインが

倒れてから臨終までのシーンが放映された。

 

母が先だったかドラマが先だったか

あまりにもその姿がそっくりで

母が亡くなった後も

くり返しその映像を観ていた記憶。

今でもDVDを買おうかと迷うほど。

 

あれは母の死を受け入れるための

予行演習だったのだなと

今頃になってようやく気が付く。

 

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