こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

不便より不安

ドラマ「やすらぎの刻~道」20話で

『(死後の世界に行ったら)

 自分の脇に誰もいなくて

 うなづいてくれる奴もいなくてさ・・・

 そうしたらさみしいぜ。

 ちょっとっていうか 相当さびしいぜ』

というセリフが胸に響いた。 

 

不便はお金で解消できるかもしれないけど

不安や孤独はどうしようもない。

 

母が亡くなってから

父は娘の自分を

「女房」と間違えているような態度だった。

最近では「母親」と間違えているのかな

というところまで老いてきた。

 

いずれにしても一日も父を

一人ぼっちにしていないことと

「その先」も一人ぼっちにしないことは

父の安心感の根拠になっているはずと

小さな小さな自負。

 

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