こころ遊多加な介護へ

暮らしといのち

終の棲家

母が最期まで病院にいられたのは

今の時代では稀有なことだと実は思っていた。

 

世間の枠にははまらない母の状況を

相談した方や関係者がみんな

「ちょっとだけ業務以上の配慮をしてくれた」

ことで結果的に最善のかたちになったことは

痛いほど伝わってきていた。

 

GW中読んでいたニュースで

終身の老人ホームに住んでいたが

80歳を過ぎ認知症を発症し

骨折したら契約解除になった

という記事があった。

「お金だけではダメなんだよな」

というのが最近の印象。

 

病院も施設もこれからどんどん

状況が変わっていくだろうし

親族の介護と相続放棄も増えるんだろう。

 

お互いに支えあえる関係性を

ずっと続いていくコミュニティの中で

システム化していかないとね。